姫路城内で二つの藩が政治闘争を繰り広げる
2人専用ワーカープレイスメントゲーム
一五四三年、ポルトガル人が種子島に漂着し、マスケット銃が日本にもたらされた。それをきっかけに、西洋との交易と文化交流が始まり、日本の政治・経済・社会は大きく変化していく。

南蛮貿易の時代、諸大名は貿易によって力を増し、封建権力の象徴であった姫路城（白鷺城）はその争いの要石となった。豊臣秀吉がこの城を居城として大改修して以来、ここは諸藩が影響力を競い合う戦略拠点と化した。

人気ゲーム『白鷺城／ホワイト・キャッスル』の独立拡張登場！
『白鷺城／ホワイト・キャッスル 対決（The White Castle: Duel）』（以下『白鷺城 対決』）では、二つの藩が繁栄を目指し、姫路城の城内と大名への影響力を競い合います。

本作は『白鷺城／ホワイト・キャッスル』の完全独立版として設計されており、前作を持っていなくても単独で遊ぶことができます。2人専用の新たなメカニクスを導入し、同じ世界観の中でまったく異なる戦略体験を楽しめます。

『白鷺城 対決』ではダイスや橋は登場しません。

「往路」と「復路」で展開する、読み合い特化の二段構え。往路では6つの「石灯（いしどう）」を1つずつボードに配置し、即座にアクションを実行。すべて置き終えたら、復路でそれらを回収しながら再びアクションを発動します。どこに置き、どこから戻すか――その選択が勝負を決めます。

さらに、石灯の色ごとに異なる資源（石・貝・穀物など）を往路・復路いずれでも獲得可能。「石灯カード」で資源の獲得量を強化し、行動計画に厚みを持たせましょう。

「配置転換タイル」を使えば、ボード上のアクションの並びを入れ替えて戦況を一変できます。相手の読みを外す一手が、白鷺城の覇権を掴む鍵となります。

前作『白鷺城／ホワイト・キャッスル』は、フランスの「As d’Or」上級部門ノミネート、世界最大級の投票「Golden Geek」ノミネート、デンマークの「Guldbrikken」上級ゲーム部門受賞など、欧米各国で高い評価を受けた傑作戦略ゲームです。

その緻密な駆け引きを2人用に再構築した『白鷺城 対決』は、短時間ながら濃密な決闘体験を提供します。
再び白鷺城に戻り、その名を高める覚悟はできていますか？